ロスト アンド ファウンド

LOST IN TIME ロスト アンド ファウンド專輯

7.その名前を

作詞:海北大輔
作曲:LOST IN TIME

最初からそこに名前があった
いつしかそいつに意味が生まれた
争いの後の静けさに似た
穏やかで残酷な朝を迎えた

最後ならいっそ自由になれた
けれどもそれには続きがあった
残された業という十字架に
未来を切り裂く力は無かった

その名前を その心を
背負うものに どうか光あれ

身体を全部脱いだって
魂は消えてはくれない
憂鬱に軋む星の歌も
嘘が邪魔で聞こえない

両手をいくら振ったって
船は見つけてはくれない
欲望が世界中溢れ出して
流れ星の数が足りなくなった

最後まで誰も笑わなかった
一字一句間違わなかった
争う事を避け続けてきた
その代償にまだ気が付かないのかい

その名前を その心を
背負い歩く 君に幸あれ

身体を全部捨てたって
心まで亡くなりはしない
憂鬱に軋む星の歌も
過去が邪魔で聞こえない

徒党をいくら組んだって
心までまとまれはしない
シュプレヒコールのその真ん中で
誰の声も届かない

身体を全部脱いだって
魂は消えてはくれない
欲望が心から溢れ出して
流れ星の数が足りなくなった

流れ星の数が足りなくなった

最初からそこに名前があった